近況:ルーマニアから帰ってきました…他

1.ルーマニアでの調査から帰ってきました

今年も無事にルーマニアでの調査を終え、日本に帰ってきました。3年間の科研プロジェクト(WISEA)で、2年目の今年が一番時間が取れる時期だと思うので、一番遠く行きにくい地域へ行きまして、いろいろ調査ができて良かったです。

朧気ながら見えてきたような部分とそうでないような部分と…日本とルーマニアで似ている部分、違う部分…いろいろまだまとまっていないですが、そろそろ終着点を見据えながら活動が必要な時期です。

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そもそも、日本において、ルーマニアという国について具体的なイメージが湧かない人は多いと思います。知っている人でもチャウシェスクとか、コマネチさんとか、ドラキュラの舞台とか、とか…。それは西欧でも同じで、ルーマニアといえば暗く、共産国としてのイメージが専らである、とか…。

わたしが出会ってきたルーマニア人はラテン系の陽気でフレンドリーな人が多いのですが、「よくわからない」国の風景が、多少具体的な姿として伝わるようなことも、今後少しずつしていきたいですね。

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2.有機食品市場に関する国際シンポジウム+αが無事に終了しました

有機農業などをテーマに活動してきた社会科学系の研究者仲間と長らく準備したシンポジウム、そしてエクスカーションが終了しました。シンポジウムは”国際”ということでドイツからの専門家2名も登壇…とはいえ同時通訳付きだったので、発表は日本語でOKでした。それでも英語対応の資料、パワポづくりなど、その直前に怒濤のごとくいろいろ作業したことでなかなか大変でしたが…(結局ルーマニアまで持って行って準備していたとか)。

わたしは「有機直売市の存在意義とその活用:オーガニック・マルシェの事例から」というタイトルで、各地で開催されている有機農産物を販売する直売市に注目し、そのまとめと調査結果を発表してきました。また、パネルディスカッションのパネラーというものを初めて経験したような気がします。シンポジウムの休憩時間や懇親会や、エクスカーションでのやりとりでもいろいろ新しい出会いがあり、また情報交換ができたので、また引き続き注目しながら調査活動を続けていきたいと思います。

そういえば地理学分野以外での国内発表も初めてかも…。シンポジウム+αへの参加、関わりを通じて、国内での調査・研究の必要性や期待も感じ、またオーガニック先進国の1つであるドイツの方とのコネクションなど、今後に繋がるイベントだったのではないかと思います。準備委員会の代表である宮城大・谷口さんをはじめとする仲間の皆様には大変お世話になりました(→そもそも本イベントが谷口さんの科研費プロジェクトの成果発表の場であり…このような貴重な場に登壇者として参加させていただき感謝です)。

もう少しきちんとした内容を皆さんと共有するために、どこかで論文に投稿すると同時に、また軽めの記事も書かないといけないなぁと思いつつ、日常に流される日々なのでした…(書くとしたらたぶん職場の方にあげるかな…)。

3.秋の地理学会で発表します

今年は愛媛大学です。久しぶりの松山滞在ですね(数年前に通過したことはあり…四万十方面から愛媛入り、松山を経由してそのまま今治方面に抜けました)。

今回は5月にうかがった岩手県西和賀町のことをメインに、科研プロジェクトの流れを意識しながらお話しできればなぁと思います。

4.TwitterとFacebook

Takatorilab用のTwitterFacebookのページを作ってみました。自分の情報入手はTwitterとFacebookが多いことを思えば、いちおう作っておくと良いかなと。たぶん更新情報を載せるとか、そのテの使い方で様子を見るところから始めたいと思います。

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