#美観地区は元気だったよ
…のTwitterハッシュタグに導かれ、倉敷の美観地区に行ってきました。
学生時代以来の倉敷訪問ですが、鷲羽山のYHに泊まったのは間違いないのですが、当時の倉敷の様子がほとんど記憶にない体たらく。(そのYHもさっき調べたら2015年3月に閉鎖になったらしいですね…。)そんな、以前の倉敷の記憶がない中ではありますが、人通りは確かに少なかったように思いました。
院生時代を経て、地理や観光の学問目線をいろいろ身につけながら、このような景観保全地区を日本のあちこちで見てきたわけで、その中でもトップクラスの規模で景観保全が行われている街だなあという印象。
どう考えても胃の余力というか、食事の回数というかが足りないので、卵かけご飯で止める。
でも、蒜山の牛乳を使ったパンナコッタは別腹(´ω`*)
次に立ち寄る予定だった「くらしき桃子」さんでは受付・順番待ち管理のシステムが導入されていました。iPadを見ると30分ほどの順番待ちとのこと。その間を利用して別のお店へ向かいました。
太陽の光が語りかけすぎる中、お店の前で長蛇の列に並ぶ必要もなく、待機中に他の場所を見たり、ショッピングを楽しんだりできるということでは、街全体に優しいシステムではないかと…。(→「Airウェイト」というサービスのようです。)
発券された紙のQRコードをスマホで読み込むと…
別のお店でかき氷を食べながら、リアルタイムで順番待ちの状況がわかる、何て素晴らしいシステム。このあと時間が近づくと「お店に来てください」という表示に変わりました(撮り忘れ)。
「廣榮堂」さんのかき氷はこんな感じ。氷にかかった桃の濃厚なシロップが火照った身体を癒してくれました。脇にきびだんごが添えられていました。氷を堪能していたら、呼び出しがかかって再度くらしき桃子さんへ。
果物がふんだんに使われたパフェは季節毎にいろいろな果物を使われるのだそう…本店さんの方では桃をまるごと上に乗せたパフェもあるとか。季節を変えてまた来たいもの。
…しかし約2時間半で昼食×1、おやつ×2は食べ過ぎました…(その後、お夕飯はほとんど食べずに過ごしました)。
観光地にありがちな声かけもなく、洒落て普段使いに良さそうな鞄やら小物やらに惹かれてお店を覗くにも良い雰囲気でした(…この手の街では、通りに並ぶ商店でいかにも安っぽいお土産品風情の品揃えにがっかりすることも多し)。
しかし暑かった…
観光地としては厳しいと思いますが、今は暑さとも相まって人通りも少なく…とくに水路から奥に入ると人通りもまばらに…
ちょうど所用で大阪に行っていたところで、倉敷まで訪問できて良かったです。
…暑かったけれど!
ちょっと足を伸ばせば行ける、新幹線や在来線でのアクセスの良さがありますので、近いうちに関西方面に出かけることがあれば、また足を運んで見たいと思います。
…できればもう少し太陽が攻撃的ではない時期に。
家庭用ということで割安に売られていた桃も1箱ゲット。
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西日本豪雨の被害の様子は主にTwitterで追っており、岡山県・旧真備町(現・倉敷市)を初めとする大被害が伝えられていました。東京にいて普通に生活していれば、ちょっとの募金をする程度しかできることはなく、素人ボランティアが手を出す段階でもなく、そのうち落ち着いたら観光客としてお金を落とそう、と思っておりました…ところ。
倉敷市の被害というのは大合併で誕生した倉敷市内の旧真備町に相当する地域とかで、美観地区は大雨の被害がほとんどなく、逆に観光客が激減して困った状態にあるとの情報が、Twitterに流れてきました。
そんなちらしと同じものをわたしも入手。
シェアされた情報があったおかげで行くことができた、ありがたいことだなぁと思います。