先日のエントリーの追加(個人的な萌えポイント(細かなネタ))のお話です。
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映画「0円キッチン」で面白かったなぁと思った取り組みが、ドイツのベルリン発で始まったという採取可能な自生植物の共有サイトというもの。街に自生する果物を調達(収穫・採集)するための情報共有(支援)アプリがあり、そこに登録されたものは誰でも収穫ができる…情報は毎日20件単位?(記憶曖昧)で追加されている…というくだり。
帰宅後調べて見たら、どうやらスマフォのアプリではなく、地図サイトで情報を共有できるらしい…地図と聞いたら地理屋としては見逃せない…(ΦωΦ)
アプリの名前はわからなかったのですが、当たりをつけて調べたのがこれ↓
http://mundraub.org/
(BuzzFeedさんでの紹介記事を見たら映画のスナップがあって、そのページでOKみたいです。)
ドイツ語しかないけど!Chromeの自動翻訳を噛ませれば、英語で無理なくわかる感じ。
映画の中では、ベルリンでの紹介エピソードで、街中に自生する果樹の実を集めて、ジャムにしてました。誰もが食べなかったら無駄になってしまう、そういう果物とか草とか、食べたい人が誰でも使えるように、ということで…運営されているらしいです。
なお、あくまで誰でも収穫できる(してよい)ことが確認できる樹木のみで、採集できる(OKの)場所が見つかったら、アプリを使って登録・共有できるということのよう。「取り尽くされてしまったらどうするの!?」といった心配については、国連大学の記事に紹介されていたので、そちらをご覧いただければ…(下記リンク参照)。
日本では…まだ登録がない模様。お隣の中国では登録があるのですが。
デフォの背景地図はOpen Street Mapですが、それだけでなく、EsriのWorld Topographic MapやGoogle Mapも選べるみたい。
時間のあるときに、ちょこちょこ調べて見たいと思います。今度どこかの国で実際にシェア果物を見られると良いなぁ!
■参考:
・国連大学さんの記事
世界環境デー:私たちが共有する実り(2013年06月17日)
・ロイターさんの記事(英語)
Website tells Germans where to pick free fruit(2010年10月18日)
・BuzzFeedさん提供による映画「0円キッチン」紹介記事
映画「0円キッチン」ヨーロッパを巡って廃棄物を食べる?それが楽しくて、おいしかった!(2017年01月01日)